1 日本文学/13 戦後生まれの作家/1956 荻原浩 「誰にも書ける一冊の本」(荻原浩) Posted on 2021-04-05 人生を肯定的に捉え直すことのできる一冊 「誰にも書ける一冊の本」(荻原浩) 光文社文庫 母が「私」に手渡したのは、父が遺した原稿用紙の束。そこには「私」の知らない父の姿が記されてあった。文学に興味など示さなかった父がなぜ...